ごあいさつ


 この度、日本学校メンタルヘルス学会第16回広島大会の学会長を務めさせていただくことになりました臼井吉治と申します。

 第16回大会の開催を決意するまでには、「できるんじゃろうか」と悩みました。しかし、学会員として、そして現場の教員として、「これも与えられた仕事じゃろうなあ」と考え、引き受けさせて頂く事にしました。大規模なことはできませんが、広島らしいスマートな大会を準備委員の皆様と一緒にめざしています。

 今大会のテーマは『今日から明日へ〜語ろう。そして伝えよう学校メンタルヘルス〜』としました。このテーマは、教師として、また広島に住むものとして、いろいろな思いを込めて考えました。


@学会の良さを多くの人に知っていただこう。(参加者の気持ちとして)
 各方面でご活躍されている学会員の先生方に、大会を通じて、この学会の良さを多くの人に伝えていきたいと思います。
A広島が人類初の被爆地であること。(広島開催として)
 被爆地広島で、『広島カープ』・『お好み焼き』・『路面電車(チンチン電車)』・『平和公園』・『原爆ドーム』等々。この復興の歴史を、直接肌で感じていただくことを願っています。
B現在、初任者教員指導教員をしている。(自分の立場として)
 教員の大量退職の時期を迎え、その経験や知恵を伝える機会も減ってきます。教職員を目差す学生たちや教歴の短い先生方に多く参加していただき、これからの仕事(生き方)の参考にしていただくことを希望しています。
C『心身一如』という言葉があります。(自分のテーマとして)
 広島では、教員のメンタルヘルス研修が今年度から公立学校で実施されるようになりました。やはり、教員の心身の健康が児童生徒に及ぼす影響は大きなものだと思います。先生たちの心のケアの事を考えたいと思います。


 学会の期日は2013年1月12日(土)、13日(日)としました。3連休の中の前2日間(14日は成人の日)です。会場は、広島市立大学となりました。
 多くの皆様のご参加を、牡蠣とお好み焼きとお酒とともにお待ちしています。



第16回学校メンタルヘルス学会 大会長 

臼井吉治(広島市立五日市観音中学校 教諭)






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